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ソノヤマガジン

絡まれそん醤油 園1

  1. 巻きつく。まといつく。まつわる。 「糸が―」
  2. しつこく言いがかりをつけて相手から離れない。 「酔客に―・まれる」

Oxford Languagesの定義 より抜粋

まあ考えてみれば当方はよく絡まれる部類である。
人が気に入らない顔なのか、それとも愛想が足りなすぎるのか、小学生の頃から黙っていても先生や同級生、上級生はもとより下級生からまでも難癖をつけられていた。
動物にも絡まれた。小学5年生の頃だったか、友人数名との下校時に散歩中の犬が自分にだけ吠えまくり右足の太腿に噛みつきズボンを引き裂かれたことがあった。(その後も新聞拡張員時代にも営業中飼い犬に足を噛まれたことがある)
同じ頃(これはこちらに完全に非があるのだが)下校時に度々すれ違う癖のある歩き方をするおじさんがいてそのおじさんの真似を目の前でやってしまい友人数名が爆笑する中そのおじさんに思い切りぶん殴られたことがあった。

この2021年現在では考えられないことではあるが1980年代教師の暴力は横行していた。その真っただ中である中学、高校時代は教師から人気?で本当によく殴られる生徒であった。高校では校長から直々に殴っていただく珍事もあり、本当に珍徒を自負している。

当時ヤクザ抗争が盛んだった頃の神戸三宮では柄の悪い2人組に駅前の路地裏に連れ込まれ恐喝されたが千円しか持っていないのにナンパしていたのかと呆れられ釈放されたり、なんでか忘れたが機動隊のバスに乗せられ当時働いていた珈琲店の寮まで送迎されたこともあった。
その後府中、国分寺、池袋と絡まれ続け、あと数か月で53になる今も絡まれ役は現役である。つい先日も酒屋で話したこともないおじ様から突然「生意気言うな」と言われたばかり!トホホ….

さて、絡むと言えばアレでしょう!この度はちょいとこじつけさせていただかなくてはなりません(笑)
そうです味にからむ、もしくは素材にからむ、といえば醤油ですね!(爆笑!)
只今この醤油仕込みに挑戦中なのです。
皆さんご存じの通り味噌は何度も仕込んでおりますがいよいよ醤油づくりがはじまりました。

良く洗った北海道十勝産大豆ユキホマレを鹿児島県垂水の温泉水に一晩浸しよく水を切った大豆を圧力鍋で30分蒸す。玄麦を北京鍋で15分煎り霧吹きで水を吹きかけでんぷんをアルファ化させミキサーで七分ほど粉砕し蒸しあがった大豆とよく混ぜる。36度前後まで冷めたところへ醤油麹を3度に分けて振り交ぜたら手早くステンレスバットにとりラップをしこれまた手早く30度±2度に設定した恒温機に入れる。

今ここまでの作業を終えたところである。
緊急事態宣言がつづく、ソンな時世に絡まれそんの醤油づくりもまたつづくってな訳でございます!

では失敗してもしなくてもまた次章でまたお会いしましょう!
さいなら、さいなら、さいならぁ!

醤油麹
恒温機

作成者: SATOSHI SONOYAMA

東京池袋のロックバー・バレルハウス店主
ギターと三味線を弾きながらあれこれ歌います 仕込み好き燻製を燻し天然酵母パンを焼きます 

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