カテゴリー
ソノヤマガジン

NIGARI-vol.2

「ぼくは既にその豆腐屋さんでにがりの購入は断られました」

にがり屋さんは親切にO豆腐店ににがりの小売りをかけあってくれたようですがやっぱりNGだったようで、結局にがり屋さんお勧めの「にがりの精」10g入り×1000個を購入することになったのでした

それから何年経ったのだろうか?

当初は「にがりが無くなる前に店が無くなる」と思っていたのだが何とびっくり!にがりの残もあと40袋ほどとなったのです

本当にそんなに使ったのか?と何度も考えてみたが使ったのでしょうね?

しかし、よくもこんな世間に相手にもされないバー?、東は西武で西東武?、コロナ?、世知辛いこの時世で我ながら我慢強くここまで仕込んできたものだ・・

当初は色々な豆腐屋の豆乳を買っていたのだがある日それをやめた

買うのをやめた理由は500ml入り200円~250円程度で売っている豆乳ですが1丁の木綿豆腐をつくるには1Lの豆乳が必要なのです

なんで店で売ってる豆腐の2倍の値段で豆乳を買わねばならないのか?しかも豆腐を凝固させる為の「にがり」を小売りしない豆腐屋の商売のやり方にぼくは不信感を抱き始め手作り豆腐なんて高くつくだけでアホらしい!やめたやめた!と思いはじめました(そうではない豆腐屋さんもあるとは思っていますが近所にはありません)

ある日そんな愚痴を知人に話したら茂蔵豆乳を勧められました!なんとお値段が超安い!なんやそれ!今まで知らなくてソンしてマスター!

その後はその1L/100円(税抜き)の茂蔵豆乳(残念ながら輸入大豆の豆乳)を購入し続け現在に至る、

とまあ、にがり話はここまででございます

最後に、

にがりの吉川商事株式会社さんと茂蔵豆乳さん、そしてそれを教えてくれた文京区?の珈琲屋さんありがとうございました!

店主敬白

<おわり>

作成者: SATOSHI SONOYAMA

東京池袋のロックバー・バレルハウス店主
ギターと三味線を弾きながらあれこれ歌います 仕込み好き燻製を燻し天然酵母パンを焼きます